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土木学会が提案する鋼橋床版の性能照査型設計指針では、
床版が備えるべき性能の一つに耐凍結性を挙げ、次のように規定しています。
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道路橋床版の新技術と性能照査型設計(抜粋)
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平成12年10月
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(社)土木学会 鋼構造委員会 鋼橋床版の調査研究小委員会
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第1編 鋼橋床版の性能照査型設計指針(試案)
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| 設計編 |
| -1 一般 |
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1章 一般
1.1 適用の範囲
本編は鋼橋に使用するコンクリート系床版、鋼床版、合成床版、および新形式床版等の主として設計に適用する
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2章 供用性能
2.1 性能項目
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| (1) |
快適な乗り心地・走り心地を確保すること(走行性・歩行性) |
| (2) |
支障あるいは不快感を与える振動を生じないこと(耐振動性) |
| (3) |
橋面上に滞水することなく、すみやかに排水される構造であること(排水性) |
| (4) |
冬季に橋梁の前後の路面に対して著しい凍結を起さないこと(耐凍結性) |
| (5) |
車輛走行時の騒音の発生を最小限にとどめること(低騒音性) |
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| (4) 積雪地・寒冷地や山間部などにおける冬季の橋面凍結は、ドライバーの精神的ストレスの増幅や走行車両のスリップ事故の要因の一つとなる。特に橋梁前後の路面状態との差が大きくなる場合には、これらの影響が顕著になること予想されるので、適切な対策が必要である。
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| 2.2 要求レベル |
| (1) |
床版のたわみに起因して舗装のひびわれ等道路面の凹凸が生じることにより、使用者の乗り心地・歩き心地等の体感性を損なわないこと |
| (2) |
道路舗装面の凹凸に起因する車輛振動によって生じる床版の動的応答が、使用者に支障あるいは不快感を与えないものであること |
| (3) |
供用される時点において予想される時間降雨量に対し、通常走行に支障をきたさないように排水されること |
| (4) |
路面状況において、前後の一定区間の道路と大きな不連続性を生じないこと |
| (5) |
車輛走行によって床版が発生する低周波領域を含む騒音が、環境基準レベルを満足すること
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| (4) 現状ではどの程度の温度差が生じることにより路面凍結に差が生じるのか、また橋梁前後とどの程度の路面状態の差がでる場合に利用者に対する不安感や支障を与えるのかが明らかではないため、要求レベルを明確に設定することは困難である。今後の研究課題である。
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| 2.3 照査指標 |
| (1) |
走行性・歩行性 床版のたわみや曲率により示される床版の剛性 |
| (2) |
耐振動性 車輛振動によって生じる床版の最大振幅または応答加速度と振動数から求められる体感性 |
| (3) |
排水性 時間降雨量と排水可能量の関係による排水性 |
| (4) |
耐凍結性 供用地点における橋梁床版と前後一定区間道路との路面温度差 |
| (5) |
低騒音性 床版が発生する低周波騒音を含む騒音の音圧レベル
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| (4) 橋面の温度は、鋼あるいはコンクリートなど床版や新材料を用いた床版などは、これらの影響を十分に照査する必要がある |
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| 2.4 照査方法 |
| (1) |
走行性・歩行性は、床版と輪荷重を適切にモデル化して、解析により照査する。必要に応じて主桁の影響も考慮する |
| (2) |
耐振動性は、橋梁や震動源としての車両を適切にモデル化して動的解析により照査する |
| (3) |
地域の降雨強度などにより雨水流出量を算定し、十分な排水能力が有ることを確認する(土工指針等による) |
| (4) |
耐凍結性は、冬季における供用地点付近の路面温度の実測値をもとに、床版の温度解析を実施することにより照査する
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