■熱容量
熱容量とは、物体の温度を1℃上昇させるために必要な熱量のことで、熱量のことで、熱容量は重量と比熱の績で表わされます。
物 質
比熱(Kacl/kg・℃)
普通コンクリート
0.21
アスファルト舗装
0.22
0.11
1.00
■対流熱
気体や液体の内部に温度の不均一があると、比重の差によって対流を生じ、その対流によって熱が伝えられます。このようにして対流によって伝えられる熱のことを対流熱と呼びます。
■潜熱
物質は液体から個体に変化する(相変化する)際に熱を放出します。例えば水の場合であれば、0℃の水が0℃の氷に相変化する場合は80calの熱(凝固熱)を放出します。逆に、0℃の氷が0℃の水に相変化する場合は80calの熱(結晶転位熱)を吸収(蓄熱)します。このように一口に熱と言っても、物質の温度変化に繋がる熱と、温度変化に繋がらない熱があり、この温度変化に繋がらない熱のことを潜熱と呼びます。因みに、温度変化に繋がる熱を顕熱と呼びます。
 
 
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