営業SALES

緻密な情報収集で、万全の受注。全体を見渡し、大規模な仕事を動かす。

緻密な情報収集で、万全の受注。全体を見渡し、大規模な仕事を動かす。

平成14年度・中途入社

増田 克洋

プロジェクト営業グループ
営業・調達チームマネージャー

福井大学工業化学科卒

前職は、機械関係の設計事務所にて勤務していた。仕事の流れで弊社をサポートするなどのつながりが生まれ、転職、中途入社へ。設計畑で仕事してきた経験から、ものづくり企業の営業にスムーズに移行できた。

細かな情報収集の後、入札から、契約へ。
キックオフミーティングで丁寧に社内へつなぐ。

営業対象となるお客様は、大きく分けて2種類。官公庁と、民間土木・建設業者様です。ここでは、現状で大半を占める前者について説明します。まず入札前に公告される発注図から施工条件や工種などを読み取り、現地調査や工事価格の算出を行い、万全の準備をして入札へ。無事、落札した際には、必要な書類を作成の上、契約を結びます。その後、社内の各担当スタッフを集め、仕事の起点となるキックオフミーティングを実施。改善点などを洗い出し、設計者など技術者と共にお客様と打ち合わせをして、工場製作のスタッフおよび現場の施工管理スタッフへバトンタッチします。

大規模の仕事を受注する醍醐味。
向いているのは、金銭感覚に優れた人。

基本的には、受注した後、製作と施工管理にバトンをパスするまでの業務となりますが、全体のプロセスを見渡しながらものづくりに関わることには、大きな面白みを感じられます。また、現在、営業スタッフは少数精鋭で動いているので、成果が見えやすいこともやりがいにつながっています。特に数億円規模の大きな工事を受注することには、営業という役割の醍醐味を覚えます。狙っていた仕事が実になった時の達成感は大きいです。ただし、入札の内訳書作成に関しては、当然ながら1円の記入ミスも許されないので慎重さが必要です。情報収集に必要なコミュニケーション能力に加え、金銭感覚に優れている人が向いているでしょう。

時代の声を聞き、社内の各部署と連携。
地域の未来に「なければいけないもの」を造る。

今後の展望としては、時代のニーズを捉えた新しい領域へのチャレンジです。例えば、弊社で特許を保持している取水装置「GSゲートスクリーン」は、流水の力を利用して除塵と取水を同時に行うためメンテナンスがほとんど不要となっています。

社会情勢を把握する営業が情報収集を行い、設計など社内の各部署と共に新たな開発を行っていくことは、できれば今後どんどん推進していきたいと思います。橋などの「あって当然」と思える物でも、もともとは存在しなかったものです。新たな活動によって地域の未来に「なければならないもの」を造り、貢献していくことは、私たちの使命の一つだと考えます。